ウサギの血液検査

血液検査の正常値と異常値 考えられる要因

赤血球数:正常値 4〜8個/ul

■高い場合の疾患  脱水
■低い場合の疾患  失血、溶血、赤血球再生不良、骨髄抑制

白血球:正常値 5,000〜12,000個/ul

■高い場合の疾患  興奮、ストレス、炎症
■低い場合の疾患  感染、ショック

PCV:正常値 30〜50%

■高い場合の疾患  脱水
■低い場合の疾患  失血、溶血、赤血球再生不良、骨髄抑制

ヘモグロビン:正常値 8,0〜17,5g/dl

■高い場合の疾患  脱水
■低い場合の疾患  失血、溶血、赤血球再生不良、骨髄抑制

血小板:正常値 290,000〜650,000個/mm3

■低い場合の疾患  自己免疫疾患、骨髄抑制、膵機能亢進

BUN:正常値 15〜30mg/dl

■高い場合の疾患  腎前性、腎性、腎後性の腎不全
■低い場合の疾患  肝硬変、淡白欠乏

クレアチン:正常値 0,8〜2,5mg/dl

■高い場合の疾患  腎前性、腎性、腎後性の腎不全
■低い場合の疾患  肝硬変、淡白欠乏

AST:正常値 14〜113U/l

■高い場合の疾患  心筋、骨格筋の壊死、肝疾患

ALT:正常値 14〜80U/l

■高い場合の疾患  肝壊死、肝炎

ALP:正常値 4〜16U/l

■高い場合の疾患  肝疾患、胆管閉鎖

総ピリルビン:正常値 0〜0.75mg/dl

■高い場合の疾患  溶血、胆管閉鎖、肝炎

血漿蛋白:正常値 5.4〜7.5g/dl

■高い場合の疾患  脱水、グロブリン増加、老齢、感染 
■低い場合の疾患  栄養・消化・吸収不良、肝・腎臓障害

アルブミン:正常値 2.5〜4.5g/dl

■高い場合の疾患  脱水
■低い場合の疾患  栄養・消化・吸収不良

血糖値:正常値 75〜150mg/dl

■高い場合の疾患  糖尿病、ストレス
■低い場合の疾患  インスリン過剰、低血糖

LDH:正常値 34〜129U/l

■高い場合の疾患  心筋・骨格筋の壊死、腫瘍、肝疾患

CPK:正常値 30〜140U/l

■高い場合の疾患  心筋・骨格筋の壊死

アミラーゼ:正常値 400〜2,000U/l

■高い場合の疾患  膵炎、腎不全、腸炎
■低い場合の疾患  肝炎

総コレステロール:正常値 35〜60mg/dl

■高い場合の疾患  高脂肪食、糖尿病、甲状腺機能低下症
■低い場合の疾患  吸収不良、栄養不良、肝疾患

Naナトリウム:正常値 138〜155mEg/l

■体内のミネラル成分

Kカリウム:正常値: 3.7〜6.8mEg/l

■体内のミネラル成分

Dlクロール:正常値 92〜112mEg/l

■体内のミネラル成分

Caカルシウム:正常値 8〜14mg/dl

■高い場合の疾患  腎疾患、腫瘍
■低い場合の疾患  泌乳過剰、クル病

Pリン:正常値 2.3〜6.9mg/dl

■高い場合の疾患  腎疾患、ホルモン